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クローン技術と人工知能が作る未来

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今回は、クローン人間を作り出すこと、医学の進歩に従って遺伝子操作を人間に施すことについて。また、それに合わせて人工知能と人間の融合についても述べていきたい。

  • クローン技術で作る人間とは

 クローン人間を作り出すというのは、自分が病気になってしまい骨髄移植や臓器移植が必要になった時に、クローン人間を作っておけば移植待ちをする必要がなくなり、移植した後でも拒否反応を出さなくて済むということから考えられたものである。実際に作ることは可能だが、現在は法律で禁止されている。また、人道的な問題からも、作ったクローンの人権問題もはらみ、現在では問題が山積みだ。しかし、このクローンの理念は画期的である事には変わらないので、クローン人間をそのまま作り出すのではなく、必要とされている臓器だけを作り出す技術に考え方を変えるべきであろう。確かに、臓器だけを作り出すことはかなり至難の技であるが、研究を重ねていけば決して不可能な課題ではない。また、人間の脳はおよそ300年持つと言われており、脳以外の器官が弱り、人間が死を迎えてしまうケースが多い。そこで、義足や義手の技術をより発展させて、脳以外の体の器官を全て機械にするという技術を研究していくべきではないだろうか。今の時代は、義足や義手は本来の生身の手や足よりも高性能になってきている。そして、人工心臓なども作られ、血液に関してもDARPAが2008年から研究をしている血液ファーミングという技術がある。これは、新生児のへその緒、あるいは成人の骨髄から抽出された幹細胞から作る人工血液の事である。そして、この技術はすでに、臨床試験を突破している。最近になって、この血液は酸素運搬能力を高めることができ、運動能力や持久力向上が期待できることも判明した。これが実用されれば、自分の骨髄から人工血液を作り出し、人工心臓で循環させることで200~300年は生きていけるそうだ。また、先ほど話した義手や義足をつければ、本来の人間よりも高性能になることができる。体をそのまま機械に変える計画自体はクローン技術と合わせて研究していくべきであり、実際にアメリカでは軍と協力して、この研究が行われている

  • 遺伝子操作について

 次に遺伝子操作について述べる。遺伝子操作というのは、生まれてくる子供の遺伝子を操作し、見た目から運動能力、頭脳まで自在にコントロール出来てしまうという技術である。生まれてくる子供の遺伝子を変えることで、親が望む子供を作ることが出来る。たしかに、生まれてくる子供には少しでも良い人生を送ってほしいと考えるだろう。そのため、美形かつ知的で運動能力が高い子供を望んでしまうのは、親からすると最もなこと。しかし、仮にこの技術を実際に行った場合、今とは想像もできないほどの格差が生まれてしまう可能性がある。理由としてはまず、遺伝子操作は莫大な資金が必要だ。この遺伝子操作を行えるのは、ごく一部の富裕層だけに限定される。となると、遺伝子操作が可能な家庭と、可能ではない家庭で生まれた瞬間から格差が出来てしまうことになる。もともと、階級の上昇と下降を繰り返していくことが、社会の活力になっている世の中で、だからこそ人間は一生懸命努力するのだと言える。しかし、遺伝子操作がこのような形で行われてしまったら社会全体が停滞し、いずれは社会崩壊につながるのではないだろうか。また遺伝子操作に関して、現在Facebook社と手を組み遺伝子操作の研究を行なっているモンサント社という企業がある。この企業はかつて、ベトナム戦争で枯葉剤を作り、現在は遺伝子組み換えの食品にも力を入れている。そしてこのモンサント社は、遺伝子の組み替えに関して特許を持っているのである。しかしこの遺伝子組換えは、様々な病気を引き起す可能性がある。もし、このような技術を人間に適応した場合、私たちが想像するような理想の子供ではなく、何かしらの欠陥を抱えた人間や、ミュータントのような人間が生まれてきてしまう可能性がある。

  • 人工知能と人間の融合

 最後に、人工知能と人間の融合について話していきたい。四年前にアメリカで大統領選挙が行われトランプ氏が勝ったが、実はこの選挙で興味深い政党が立候補していた。それは人工知能と人間の融合を目指し、いずれは人工知能による大統領を出そうとしているトランスヒューマニズム党である。実は、この政党はトランプ氏の一番の支援者でもあるピーターティール氏も支援している政党なのだ。そして、この政党の党首のゾルタン・イシュトバン氏は、なんと体の中に人工知能のチップを入れ、これに名前などの個人情報を入れているのである。同氏は、人工知能のチップで家の鍵を開ける事などができるとも述べていた。そしてこの技術は、実は手術で誰でも使うことができる。この人工知能のチップを入れると、いずれはすべての個人情報を人工知能チップに入れることができるので、身分証などは持ち歩く必要が無くなり、心拍数の計測などの医療目的でも使うことができるのだ。これで、心臓発作や急な病気を、事前に察知することが出来る。また、脳の周波数を読み取ることができるので、考えていることなどを人工知能が理解する事も可能だ。例えば、店の予約など頭の中で考えただけで、人工知能が予約を行うことが可能になる。さらに、人工知能のチップをつけた人間同士では、いわゆるテレパシーのような要領で頭の中で会話ができるというのだ。これはいわゆる、人工知能と人間の融合であり、日常生活から医療にまで幅広く使うことがだろう。最初に述べた、人間と機械の融合に人工知能を合わせることで、今までの人間とは違った進化の形を遂げることができるのではないか。

 

参考文献

中西真人 「先端医療の挑戦 再生医療,感染症,がん,創薬研究」 別冊日経サイエンス 2015

 

Web参照

http://www2.synapse.ne.jp/withneco/tubuyaku/tubuyaki10.htm

https://times.abema.tv/posts/4824188

https://www.businessinsider.jp/post-169013